自分の生き方を変えるために、いろんな”方法”試したけど、いまいち効果がでない。いろんな事を学んでいるのに、全然うまくいかない。

お金、人間関係、恋愛、仕事、結婚生活・・・頑張っているつもりなのに何故?

こんな風に頑張っているけど人生がうまくいかない実の原因あなた自身のセルフイメージだったりします。

 

セルフイメージとは、あなたが自分にもっている自身の姿のイメージです。

仕事のできる自分!人付き合いが苦手な自分!自信満々な自分!慎重で臆病な自分。

人はそれぞれ、自分自身のイメージを潜在意識の部分で持っています。そして人は、そのイメージを「実現」させるべく、物事を無意識に判断・選択をしているので、そのイメージを超える出来事は実現できないよう無意識に制限をしてしまいます。

だからこそ、セルフイメージが変われば、あなたの人生も変わると言えるでしょう。

この記事では、現実を変えるセルフイメージの働き、セルフイメージが低い場合におきる影響についてお伝えします

セルフイメージとは何?

あなた自身が持っている、あなたの姿のイメージで、自分をどういう人間だと認識しているか、自分がどういう人間だと思い込んでいるかがセルフイメージ

セルフイメージは潜在意識に存在する

  • 私は仕事のできる人間だ ⇔ 私は仕事ができない人間だ
  • 私はコミュニケーション能力が高い ⇔ 私はコミュニケーション能力が低い
  • 私は人前で上手く話せる ⇔ 私は人前で上手く話せない
  • 私は価値のある人間だ ⇔ 私は価値のない人間だ

こんな風に人はそれぞれ自分の具体的な能力から存在そのものまで、あらゆるセルフイメージを持っていますが、これは顕在意識で常に言語化されているものだけではなく、潜在意識に入り込んでいて言語化できないものもあります。

セルフイメージの影響

セルフイメージは潜在意識の部分に持っているため、簡単に変えたりコントロールできるものではありません。そしてそれは無意識にあなたに影響を与えるため、

あなたの持っているセルフイメージと、あなたの現実が同じになるように無意識に選択や行動をしています。

だから、いくら「お金を儲けたい!」と願っていても、「お金を儲ける能力を持っていない」というセルフイメージを持っていたり、そもそも「お金を儲けることのできる自分」というセルフイメージがなければ、

いくら願ってもそれが現実化することはない。

セルフイメージと自己肯定感

セルフイメージと似た言葉で”自己肯定感”という言葉があります。同じようにつかう事もありますが、厳密に言えば、

自分の存在に関するセルフイメージが自己肯定感と言えます。

先に書いたように、セルフイメージはお金を稼ぐ能力がない!という具体的(能力的)なセルフイメージと、自分に価値がない。自分はダメな人間だ!というように、自分の存在に対する抽象的なイメージが自己肯定感と言い換えることができます。

セルフイメージが低いと

自分の存在に関するセルフイメージは、具体的なセルフイメージよりもより深く潜在意識の中に入り込んでおり、この部分が人生に大きな影響をもたらします。

特に存在のセルフイメージが低く、いわゆるネガティブセルフイメージの場合、無意識に面倒くさいことを繰り返しては、落ち込むという負のスパイラルを自ら作り上げます。

ネガティブなセルフイメージの証拠探しをする

例えば、自分は愛されないという存在イメージを持っている人に、いくら「あなたは愛されている」と言い聞かせても、常に愛されていない理由や証拠を無意識に求め続け、それを見つけたとき

「だから私は愛されないんだ」と自分を納得させる。

自分に価値がないという存在イメージを持っている人は、他人と比較して自分の価値の低さを認識しようとします。

またどんなに自分が価値あることをやっていても、それ以上に価値があることをやっている他人を探しては、自分の価値の低さを証明するという自虐プレイも難なくやってのけます。

こんな風に無意識にセルフイメージの正しさの証拠集めをしては、落ち込んでいくのです。

他人に勝手な役割を押し付ける

自分のネガティブなセルフイメージを保つため、自分の頭の中で勝手に誰かを悪役にキャスティング(ラベリング)をするのです。

  • この人は私のことを嫌っている役割
  • この人は必ず私を責め立てる役割
  • この人は私を馬鹿にしている役割

こんな風に無意識に誰かをキャスティングし、その人言動ひとつひとつに勝手に深読みして意味付けをして、役割を全うさせるのです。

やっかいなことに、それがたとえ事実と違ったとしても、自分の頭の中では役割こそが真実であり、事実さえもねじ曲げてしまいます。

これが行きすぎると、「あいつは俺の頭の中のアイディアを盗んだ!」「あの人はいつも私を監視している!」みたいな妄執さえも生み出します。

低いセルフイメージがもたらす悪影響

存在のセルフイメージが低いと、こんな風にセルフイメージの証拠集めや、他人をつかって自分のセルフイメージが低いことを確認したりすることで

ますます、自分のネガティブなセルフイメージに臨場感を持たせて強烈に定着させていき、そのセルフイメージがどんなにネガティブであっても、イメージが損なわれることに対して無意識に大きな抵抗を生み出すのです。

だから、どんなに素晴らしい方法論を実践したとしても、セルフイメージがネガティブなままだと、どこかで元に戻るよう行動したり意識を向けさせていくってことが起きてます。

なんだか書けば書くほど厄介に感じますが・・・次回はセルフイメージをポジティブに育てる方法についてお伝えしたいと思います。

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