『自分を大切にする』
昔から言われている大切なコトバであり、忘れてはいけないとても大事な事です。
でも、これを表面的に捉えすぎていて、勘違いをしている人も多いと感じてます。
自分の大切にするということを勘違いし、ただ自分を守るために
「何を言ってもいい」
「誰が傷ついても構わない」
訳ではありません。
そうやって、自分を大切にすることをお題目にして
人を傷つけたり、孤立、固執して、自分の意見にそぐわないものを拒絶、排他していく人が多いなと感じています。
僕が見ている限りですが、いろんな事を学んでいるにも関わらず、「自分を大切に」を変に捉えすぎて、それを正す機会もない人は、何年もその状態から抜け出せず、
縁起を破壊しては新しいコミュニティや学びに走り、その度に
「私、気づいた!!」「そうだったんだ!!」「いままでの私って何?」
と気付きながらも、同じことを繰り返すんですよね。
ホント、はやく同じパターンを繰り返していることに気づいた方がいいです。
何かを拒絶することが「自分を大切にする」ことではない
激しい怒りや悲しみ、そういった感情を持ちすぎたままにすると、
「自分を大切にする」=「外から身を守る」という変な刷り込みができちゃいます。
たぶん、これまでに傷つけられた記憶や経験からそうなってしまうんですが、
これは自分を大切にするの前段階であって、傷ついた人の一時処置みたいなもんです。いつまでも続けるもんじゃない。
自分を大切にすることを勘違いしている人は、この「拒絶」が残っていて
自分を大切にするといいながら他を拒絶することで、自分を守っていたり、正論を振りかざしながら「私間違っていない」というセルフイメージを回復させようとするんですが、そのままだとあなたの中の戦争は終わらない。戦争の中で自分を大切にすることはできません。
拒絶は他者への攻撃。だからいつまでも抜け出せない
拒絶は他者への攻撃と同じ。拒絶して誰かを攻撃すれば、同じような攻撃やそれ以上の報復を相手から受けることになります。また攻撃することの反作用により自分自身も傷つきます。
これが縁起の破壊です。
他者への攻撃をし尽くして孤立し、居場所がなくなり新たな場所で同じ事を繰り返す。自分も傷つきながら周りの縁起はどんどん破壊つくされていく。
そんな戦争しているのと同じ世界・・・考えただけで震えがきますね〜。真っ平御免です。
自分を大切にするとニュートラルな状態
真に自分を大切にできている人は常にニュートラル状態です。
もちろん一時的に誰かに腹を立てたり、心がざわつくことはあるでしょうが、いつでも自分のニュートラル状態に戻れて全体的に安定するんですよね。
そういう人って戦わないんです。拒絶で攻撃したりしません。ただ違う土俵(ステージ)にいて受け流すのみ。
だから、そこに固執することなく、自分の未来や望み、大切なものに目を向けて進むことができる。この状態が真に「自分を大切にする」ことができているんじゃないでしょうか。
自分を大切にする事をお題目にしない
「自分を大切にする」という事をお題目にしている人ほど、拒絶して縁起を損なっています。
さっきも書いたように、自分を大切にしている人はニュートラルに自分を大切にしていて、それが当たり前の状態だから、わざわざ自分を大切にする!!なんてお題目を立てる必要はない。
自分を大切にする為に人を傷つけている人は、
『たぶん過去にそれを他人にされてあなた自身が傷ついたはずなのに、同じことやってるんじゃないかな?』という事に気づいたら良いのかもしれませんね。
望まないパターンをいつまでも繰り返さないことを願ってます。
では〜!!!