親子の関係って、ひとそれぞれ結構根深いものを持ってます。
特に大人になればなるほど、自分の親との関係で悩むひとは多いのではないでしょうか。
ひとはそれぞれ自分の世界で生きている
親は、親なりの「自分の作ってきた世界」の中で、
正しいと思ったり、自分が心地よく生きるために、
子どもにその世界の論理をぶつけてきます。
子ども側としては、自分自信は既に大人になっており、
「自分の作ってきた世界」が既にあるために、
親の世界を、
なんて自分勝手なことを言っているんだろうと感じてしまい、
それが衝突を生み出します。
この衝突が起きたときに、親がついつい言ってしまうのが、
「あなたの為に言ってるの」
という決め台詞。
もちろん親は、100%あなたの為を思って言ってるのだと思いますが
(100%でないパターンもたくさんありますが、ここではとりあえず)
でも、子どもの持っている「自分の作ってきた世界」には、”あなたの為”とか本当にどうでもいいんですし、大抵の場合が受け入れられない事ばかりです。
他人の世界に対して、一方的に自分の世界を押し付ける行為を
「侵略」
といいます。
いきなり宇宙人が地球に武力的に攻めてきて、
”これから人類は、
女は肩に髪がかかったらおさげ髪!男は五分刈りだ!”
なんてのを武力を持って押し付けてきたら徹底的に反発します。
もっと身近に人類の歴史で例えると
勝手にどこかの宗教を押し付けてきて、改宗しないものは一方的に命を奪われるってこともありますよね。
これはまさに侵略そのものです。
他のひとの世界に対して、一方的に押し付けるってのはこういう侵略に等しいんです。
だから衝突が起きます。
他人の世界を認めるという前に必要なこと
であれば、解決するための思考としての方向は、
親と子どもは自分とは別の人間であり、
他人(自分以外は全て別の人間)ということを受け入れ、
その世界をお互いに認めること。
ってなるのですが、
これが中々できないんです。
特に親は、子どもに対して子どもの世界を認めるってのは本当に難しい。
だから、ここからは子を持つ親への提案になります。
侵略せずに交渉。パートナーシップを結びましょう
一方的に他人の世界を認めようなんてはっきり言って無理です。
そもそも、
「他人の世界を認める」ってメチャクチャ上から目線ですよね。
ここに気づかない盲点があるのですが、
子どもであろうと他人、別の人間です。
パートナーシップを結ぼうというその人間に対して一方的に
”あなたの世界を認めてあげるわ” みたいな態度は、相手は不快でしかない。
この時点で交渉決裂です。
では、どうすればよいかというと、
”ひとに名前を聞く時は自分から名乗る”
という、ごく当たり前な人間関係の基本に則って
相手の世界を知る前に、あなた自身の世界のことを伝える必要があります。
あなたの世界を伝えるということ
あなたの世界を伝えるということの一番シンプルな方法があります。
それが、あなたの世界の旗印を伝えるということ
旗印とは、あなたの世界の目的。
要するにあなたの人生のゴールでありパッションです。
あなたが持っている理想の世界、あなたが実現させようとしている理想の世界
それがあなたのゴールでありパッションです。
子どもの為ではなく、あなた自身のあなたの為のゴール・パッションです。
そこを伝えることが一番シンプルに世界を伝える方法です。
そして、あなたはあなたのパッションを伝えると同時に、
相手の世界の目的(ゴール・パッション)を知ることもやはり大切です。
お互いの世界の目的を知ることで、相手が本当は何を求めているのかがお互いに見えてくるのではないでしょうか。
だから僕が提案するものは、
あなた自身があなたのゴール・パッションを知るということ。
そして、子どもには
子ども自身のゴール・パッションを知るということ
それぞれが、
まず自分のゴール・パッションを知り、
そしてお互いにそれを知ること。
それが、侵略せずに交渉を持って、
親子の関係性を高め未来に多くの可能性を生み出す最善だと僕は考えています。
では最後に、5日間の期間限定での告知です。
この記事でも述べた、親子のお互いのゴール・パッション
これを知ることができる特別セミナーを開催します。
親子の関係性を10倍高め、未来への可能性を生み出す1Dayセミナー
『親子パッションテスト』を開催します。(12月3日(日)13時〜)
親子がお互いのパッションを知ることで、最適なパートナーシップを結ぶことができ、
何よりも親子で自分のパッションに向かって生きるという素敵な関係を構築しませんか?
今回の会場は”岡山”です。岡山って遠いかなとも思ったんですが、関西からも1時間くらいで来れるみたいですので、関西方面の方も是非ご参加くださいね〜。
2017年に向けて新しいことを始めるには、この日は結構よい日ですよ(´ω`)