人生を変えるチャンスの正体

あなたの人生において乗り越えるべきものというのは、たとえ一度避けたとしても、違う形でやってきます。

とある出来事として・・・　苦手な人としての関わりで・・・　辛い仕事として・・・

これ以外にも色んなカタチであなたの周りに”問題”として発生してきます。

人生がうまくいかない理由

少しキツイ言い方をすると、いまあなた自身には、”やりたい事”があるのに何かが上手くいってないならば、

それは、乗り越えるべき問題を乗り越えずに逃げてきたからいまの状況になっていると言えます。

少しいまの状況を思い出してみてください。

いま”目の前の困難や苦手な人や出来事から”逃げようとしてませんか？

実はいま目の前に起きている問題は、あなたが本当に乗り越えるべき問題が、

そのままの問題のカタチではなく色んな違う問題のカタチであなたの前に現れてきています。

もし、あなたがここのところ人生が上手くいってないと感じるのは、いままでその問題から逃げ続け、乗り越えるのをやめたことに原因があるのではないでしょうか。

人生を変えるのは簡単

人生を変えたいですか？

実は人生を変えるのは簡単なんです。
本当に驚くほど簡単です。

でも、

簡単だけど甘くはない。

いますぐに人生を変える！という覚悟と行動があれば簡単です。

でも、

目の前の事から逃げ続けて人生を変えられるほど甘くはありません。

”逃げる”を勘違いしない

さて、ここまで”逃げるな！”と散々書いてきましたが、

でも実は僕は、他の記事や普段のコンサルやコーチングでは

『逃げても良い』とも言ってます。

なんだか矛盾してるように思われるかもしれませんが、僕の中では一貫性があって言っています。

実は逃げるべきところからは、何がなんでも逃げる必要があります。

でも、なぜか多くの人は

逃げるべきところからは逃げず、逃げてはいけないところからは逃げようとするんです。

これは目の前の出来事ではなく、本質の問題を捉えていないから反対の行動をしてしまいます。

では、目の前の出来事と本質の問題の違いを、「逃げる」という僕の失敗経験を踏まえて伝えておきますね。

本当の問題を解決する為に逃げを選ぶ

僕は昔あるビジネスで関わる人から全力で逃げた事があります。３年ほど前のことです。
（と言っても、イキナリ居なくなったとかではなく、きちんと話を通して逃げてます）

問題に真正面から向き合わなかった過去

何故その人から逃げたかというと、僕は恥ずかしながらその頃は、目の前の問題に対して、真正面から向き合うことを避けていました。

何となく時間が過ぎれば、何となく意見を合わせておけば、何となく状況が変われば・・・

いつか問題は解決していくだろうと思ってました。

いや、正確にいうと、”うやむや”になっていくのを逃げながら待っていたんです。

でも、本当は解決なんてしてないんですよね。

真正面から解決させない事による歪みが至るとこに出ていたけど、その歪みに気づかない振りをして、

「とりあえずいま大丈夫だからなんとかなる」

「ここをとりあえず乗り切ればどうにかなる」

というように、とりあえずの小手先でごまかそうとしていたんですね。

そして、とりあえずでごまかして見ないようにしていた問題から生じる歪みはドンドン大きくなり、ついには分かりやすいカタチで顕在化してきました。

この時の僕の場合は、家族関係に多大なダメージをもたらしてました。

ず〜っと、そこを見ない振りをしてきたんですね。

そして、家庭を持つ僕にとって家族関係というのは、僕だけの問題でなく、家族にまでダメージをもたらしてました。

少し端折りますが、

あるきっかけで家族関係に大きなダメージを受けていることに気づいて愕然としました。

この状況はまずい！！　どうにかしなきゃ！！　と考えるのはもちろんですが、

その時気付いたことは、”同じことがまた起きている”ということ

問題から逃げても大きくなって再び起きる

実はこの出来事の以前の数年前にも同じような問題を抱えていました。

３年前よりもさらに以前、いまから６年前くらいです。

６年前のその時は問題解決していたつもりだったし、二度と起こさない！と決めていたんです。

でもそれにも関わらず、、、また同じような状況になっている。

数年前の僕はお金と家族関係の破綻という大きな問題を抱えていました。

その時は周りの人が手助けをしてくれたこともあり、そして僕自身も問題を解決したと思ってたんです。

でも、お金と家族関係という問題に対して僕は、

お金という問題が発生しているから、家族関係が悪くなっているんだと決めつけ、お金さえなんとかなれば解決できる！　そう思い込んでいました（思い込みたかった）

だからその時に僕が解決させた問題は実はお金だけでした。

お金という１つの問題を解決させる事で、何となく家族関係も解決しているという風にしてしまったんです。

真正面から向き合うのが怖くて解決してると思いたかった。でも、本質の部分では何も解決してなかったんです。

家族と向き合うのが怖くて、「これでもう！お金の心配はないよ！」と、

お金の問題解決にフォーカスさせて家族関係の問題をうやむやにしていた。

でも、お金と家族関係の問題は、関係性はあるけど本質的には違う問題なんです。

それを無理やりに解決させたとごまかしていた。解決なんてしてなかったんです。
だから、いま再び家族関係の問題が出ている。そしてそれは僕が問題を誤魔化して逃げてきたから

だからまた違うカタチで問題が起きてるんだと、その時にはっきりと分かりました。

本当に乗り越えるべき問題を見誤らない

３年前の話に戻りますが、

問題に向き合うことを怖れてた僕は、ビジネスパートナーのその人との関係にも向き合っていませんでした。（その時は実はその人に対して苦手意識が膨れ上がり、話すのも嫌で会うのも吐きそうなくらい苦痛でした）

僕の望みと全然違う方向に進もうとしている人とビジネス関係を続けても、苦しみしかないことに実は早くから気づいてたのに、そのことにも向き合わずにいたので断ち切れなかった状態です。

いつか解決するだろう。どうにかなるだろう・・・そんな風に

『問題から目をそらし誤魔化して逃げること』

これが僕が乗り越えるべき問題だったんです。

だから家族と問題についても話し合い、ビジネスパートナーにも向き合ってはっきりと問題と僕の望みを伝えることで、今までごまかしていた問題に向き合ったその結果、僕が選択したのが

その人とのビジネス関係を断ち切ること。
正直相手の側から見ればひどいかもしれません。でも僕にとっては自分の問題を解決する方法として、断ち切ることが一番の方法でした。

そして僕自身が一番望むものの為に最適な選択をしたと自信を持って言います。

そこを乗り越えたからこそ、僕は人生を変えるキッカケを得たといえます。

ちょっと話題が逸れましたが、この経験で僕が伝えたいことは
・乗り越えるべき問題は逃げても、また違う形でやってくる
（その多くは以前よりも大きな問題として）

・人生を変えるキッカケは「乗り越えるべき問題」にある

・逃げ続けて何かを得られるほど人生は甘くない。

・乗り越えた先には必ず望む未来がある！
ということ。

問題を乗り越えるチャンスを逃すな

もしあなたがいま「乗り越えるべき」問題に直面しているならば
そこから逃げないでください。

その目の前にある問題こそが”人生を変えるチャンスの正体”なんです。
これを逃すとまた数年も悩んだり、同じような問題が大きくなって降りかかります。

だから、問題を目の前にしているいまが人生を変えるキッカケです。
このチャンスを逃さないでください。起きている出来事ではなく、その本質の問題に目を向けてください。

それが、あなたが人生を変える為に、乗り越えるべき問題というカタチのチャンスなんです。